助けてほしい
つまるところ自分は何に対しても人任せなのだと思う。
決定権を相手に委ねる
ずるい手法だ。
自分のせいではない
と思いたい。
ネガティブながらいつだって自分を守ることに精一杯だ。
そのことを気づかせてくれた人がいる。
だけどその人に感謝しているかというとそうではない。
ならば助けてほしい
と思ってしまうのだ。
人に縋る事で安心する。生きていける気がする。幸せになれる気がする。
自分の選択のようでそうではない。
相手が決めてくれるのを待っている。
そういう都合のいい人間なんているのだろうか。
いたとして、私は相手を思いやることはきっと出来ないんだろう。
そんな自分が子育てなんて
にんげんを育てているなんて
許されることなんだろうか
こんな事を書いている時点で、人任せの人生を自分は求めていないのだ。と気付いてしまう。
自分で決める事はしんどいことだ。
難しくて面倒くさいことでもある。
更にもし失敗してしまった場合、自分だけではない、子どもの人生までも台無しにしてしまう可能性だってある。
とても、重い。
けれどひとりの人間の人生を台無しに、なんておごった考えなのかもしれない。
この小さな男の子にだって、気持ちが、感情があるのだから。
誰かに縋りたい。逃げ出したい。
泣き出して投げやりになってしまいたい気持ちを抑えながらただただ頑張って日々を生きていくしかないのかな、と思う。